昨日今日はHowrah駅からGaya駅への移動日。Howrah駅発が21:55なので、時間はたっぷり。荷物を宿において、昼飯を食べに出かけました。
一度行ったことのある近くのレストランでkolkata最後の食事。
しかし、これです。油のプール状態。無理です。この旅初めて残しました。この後、ほとんど食欲がなくなり、駅についてからも、飲み物ばかり。長生きできん。
食後、近くにあるQUESTという大型デパートに寄ってみました。入るときは、かなり厳重な身体検査と荷物検査があります。
中は、日本の高級デパートといった感じ。COACHやGUCCI, RADO といった高級店が入っています。中は冷房が効いていてかなり涼しいです。
涼みが終わったので、外に出て、Google mapに載っていたPARK CIRCUS MARKETに寄ってみました。なんということのない市場でしたので、表だけ見て終わり。
その後、宿に戻り荷物を拾って、バスに乗り込んでHowrah駅へと向かいます。途中昨日切符を買ったFairlie Placeを通っていきます。
宿からは、バスで約30分ほど、そんなに込んでいなかったので、すぐ着いた感じです。着いたのは3時半ぐらいで、Howrah駅の端っこ。
時間はたっぷりあるので、私の大好物サトウキビジュースを1杯。この後、Howrah駅へ向かいます。
空いている椅子を見つけて、落ち着きました。ここで感心したのは、皆さん椅子で寝ている人が全然いないんですね。
寝るなら、通路です。構内で、21時55分まで時間をつぶします。と言っても特にすることがないので、荷物を椅子に括り付けて、少し散歩をします。
駅前には、出店がかなりあり、人でごった返しています。本来はこの夜店のどこかで、明日の朝食を買うつもりでしたが、後ほど買おうと思って出かけた時はすでに遅すぎたようで、私が目指す肝心のお店はすでに店じまいしていました。
駅舎の2階から見たHowrah橋です。この橋も今夜で見納めです。
駅の外にも電光掲示板があります。あまり見る人はいないと思いますが。
そうこうするうちに駅構内の電光掲示板に私が乗る列車のplatform numberが出ましたので、目指す客車を探しに行きます。
目指す客車はS (leeper)7, number 25です。で、うわさにたがわず、列車が長い、長い。
先頭方向です。先頭車両が見えません。
後方方向です。後方車両が見えません。どんだけ長いんでしょうかね。
右側のlower席が私の今夜の寝床。がっつりワイヤーかけて、いざ戦闘開始。今回、反対側のlower席には誰も来ませんでした。これは、幸でもあり不幸でもありました。
幸だったのは、お隣さんがいなかったので、気兼ねなく休むことができたこと。不幸だったのは、この空席が、途中駅から乗り込んできた不適切乗車野郎たちの格好の餌食になったことです。
私が、掲示板にplatform numberが掲示されてすぐに、車両へ向かったのには訳があります。それは、先ほどの不適切乗車野郎たちが私の席を占領することを防ぐためです。
ただ、私が自分の席にたどり着いたときには、不適切乗車野郎たちはおらず、よっていきなり自分の席でゆったりと横になることができました。(足が短いせいか、この座席の長さで私には十分でした。)
ただ、発車が夜の10時ぐらいと遅い出発なので、乗車の時点でベッド作りとなるだろうな、よっていたとしても不適切乗車野郎たちを簡単に追い払うことはできるだろうなとは思っていました。
あと、ライフル抱えた鉄道警察官(かな?)が巡回していたので、不正乗車もこの時点ではなかったのではないかと思います。あくまでも、この時点での話です。
1A,2A,3Aでは、エアコン、ブランケット、枕付きですが、Sleeperには一切ついていません。ついているのは扇風機だけ。
3月末で、扇風機フル回転。深夜はやはり寒いです。何か羽織るものがあればベスト。
Sleeperには、一つの車両に通路を隔てて、2段ベッドと3段ベッドがあります。
写真右側が3段ベッド。昼間はmiddleのベッドを背もたれにして、普通の座席になります。寝床を作るときは、背もたれの部分を上に引き上げて、ベッドとします。upperの寝床には、初めから寝そべることができます。寝床は自分で作ります。
写真の左側は、side upper, side lowerと言います。ここは初めから、寝床です。
列車は定刻ぴったりに発車。へ?どうしたEastern Railway。遅延で有名なインド鉄道もやるときはやるじゃんって思いましたね。何の放送もなく、列車は静かに動き始めました。
うつらうつらしているときに、車掌からたたき起こされて席の確認。どうせ来るなら、もっと早く来いよ、こっちはもう寝てるんだからって言うのは、日本での話であって、ここインドでは、鉄道会社の都合ですべてが動きます。。
途中駅で停車した時、目が覚めた。ふと気が付くと、足元にだれか座っている。足で押しのけます。相手はあきらめて空いている反対側の席に移りました。そこには知りあいらしきもの2人がすでに占拠中。
5分ほどして、車掌が来て3人をしょっ引いていきました。で、また平和が訪れました。
次に目が覚めた時は、外が明るかった。ひょいと時計を見ると、Gaya駅到着予定時刻少し前。へ?もう着いたのかって思って、新たな不適切乗車野郎たちを蹴散らしながら、タラップへ。タラップのところにいた兄ちゃんにガヤ?って聞いたら、Gayaって答えたので、着いた~って確信して下車。
早朝のGaya駅、時刻は5時19分。
因みに、ここでberthについて。乗車した瞬間は、不適切乗車野郎たちもいなくて、なんだインド鉄道もまとまになったじゃんって思っていたけど、新しい駅につくたびに、不適切乗車野郎たちがわいてきます。
自分の席に、見知らぬ他人がいるというのは、直接どうこうされるわけではないにしても、やはり気持ちのいいものではありません。特に、女性にとっては気が気ではないと思います。
だから、Sleeper classに乗るときの私のおすすめ順は
side upper(一つの空間が広く、初めから寝ることができる)
upper(初めから寝ることができる)
middle (lower に比べると防犯上安全)
side lower (一つの空間が広い)
lower (取柄は安いこと)
ただし、値段は快適性に比例します。
後、皆さん大きな荷物はlower席の下に押し込んでいました。鍵をがっちりかけている人もいましたね。
さて、駅についたら着いたで、また新たな戦いが始まります。それは、tuktukの運ちゃんたちとの値段交渉。
駅舎を出た瞬間、tuktukの運ちゃんたちが、がやがやとやってきて、one hundred, one hundred fiftyって、口々に叫んできます。
これらは、貸し切りの値段なので、無視して駅舎を出て右方向にある駅の敷地の出口を目指します。
出口を出たところ。写真に見えるtuktukは、乗り合いtuktukで満車になり次第出発していきます。交渉していると、どうやら30 rupeesが底値らしいことが分かりました。20 rupees 札を見せると、みな首を横に振ります。
時間はたっぷりとあったので、1時間ほど粘って、20 rupeesでいいっていうtuktuk見つけて乗り込みます。
途中、別のtuktukに乗り換えましたが、no moneyっていうんで、おとなしく乗り換えました。
Google mapを見ながら、予約済みのhostelの近くに来たら、勝手にtuktukを降ります。
今回も多少苦労しましたが、無事hostelに到着。
今日はここまで。