結論から先に言っときます。
Gangotriには行きました。でも、Goumukhには行けませんでした、というか行きませんでした。
時は遡ること6月21日(金)、草木も眠る早朝4時過ぎ、Rishikeshの宿を後にしてUttarkashi行きのバスに乗るべくRishikesh Bus Stationを目指す。
早朝だったためか、なかなかshared オートリキシャが走ってなかった。
ようやく来たオートリキシャを捕まえる。Rishikesh Bus Stationまでの運賃 Rs 30
途中までは乗客は少なく余裕だったのに、最後は詰め込み放題。
オートリキシャはRishikesh Bus Stationの前で止まる。早朝5時半着。
Uttarkashi行きのバスキップ売り場は、Rishikesh Bus Stationの敷地の左隣りにあります。
Rishikesh 6時10分発、Uttarkashi 13時着予定、Rs 240
今回のバス。宜しく。
山の中を切り開いたくねった道をひたすら登って行く。舗装されているので、縦揺れよりも横揺れがひどい。
ローカルバスらしく何ヶ所か寄りながら客を乗せていく。それでもバスは予定通り13時にUttarkashi到着。7時間のバス旅。
Uttarkashiのバスターミナルの真ん前にあるホテル兼レストラン(1F)に落ち着く。
Rs 450(交渉後、正規料金はRs 800)シャワー・トイレ付き
wifiなし(玄関にwifiって書いてあるけど)
ここUttarkashiは一泊のみ。Rishikeshから直接Gangotriに行くとキツイかなって思ったので、ここUttarkashiで一泊したけど、結論から言うと、この判断は間違いだった。
Uttarkashiの町が大したことなかったのと、ガタガタ長旅バス旅行に身体が慣れているせいか、そんなに疲れを感じなかったことによる。直でGangotriへ行けば良かった。
部屋からさっき着いたバスターミナルが見えます。
部屋から見える町の風景。
町を散策してみましたが、なんということもない普通の町でした。
ここでもGanga Aartiはありましたが、なんとなく質素で、特にguruが率先して執り行うというよりみんなが参加してつくるというような、ほのぼのGanga Aartiでした。
翌朝Gangotri目指してバスキップを求めてキップ売り場へ。
このキップ売り場とバスは、昨日着いたバスターミナルから出て左へ20メートルほど歩いたところにあります。
朝5時起床ベッドの中でグダグダした後、いざバスターミナルへ。
キップは当日買いでok、Rs 140、7時出発、
時には雄大な自然を眺めながら
時には落っこちたら少し厳しいものがあるよなという私の思いを乗せて
バスはぐんぐん坂道を登って行きます。
途中休憩でチャイを一杯、Rs 15
山道をくねりながら午前11時半にはGangotriに到着。4時間半のバス旅。
河の姿を身に纏った女神ガンガが降り立った地、海抜3,140メートルに位置するGangotri、ガンジス川の源流地点Goumukhへの入り口でもあります。
門からGangotri Templeまでの約5〜600メートルの間にホテル、レストランとお土産屋さんがひしめいています。
通りを歩いていると、Rs 400って声かけてきたので、ここでいいかってことで宿はここに決定。
通りに面して食堂、この食堂の下が宿。
宿の親父にGoumukhへ行くための事務所を教えてもらう。
胸踊っていたのはここまででした。
事務所に入ると、係官が一人かと聞くので、そうだよと答えると、一人ではpermitは出せない、ガイドを雇えと宣う。
今は2人以上でないと、permitは出さないとのこと。では、他の一人者と一緒になって2人になってもokかと聞くと、それはokだと言う。
心折れて事務所を出て周りを見渡したが、皆楽しそうにフォームを記入しており、どうやら一人者は私だけらしい。
表にいた若者3人グループに聞いてみたが、彼らもガイドを雇うのだと言う。
負け犬状態の私に追い打ちをかけるnoticeが。
老人には健康診断書まで要求するのか。
このnoticeをしげしげと見てると、ガイドが寄って来て、1日Rs 1500、2泊3日でRs 4,500だとダメを押してくる。
この時点でGoumukh行きをあきらめた。ネパールのKathmanduから引き返して来た時間とお金が無駄になった瞬間だった。
お金と気力を振り絞れば、なんとかなったかもしれないが、なんとかしょうという気力が湧いてこなかった。
宿に戻ってヤケチャイをあおる。作戦立て直し。
今日はここまで。