Bangladeshで無事Indian Visaが取得できたので、BangladeshのDhakaから外輪船に乗ってまずはKhulnaを目指します。
例によって、Bangladeshの方々にいろいろと助けていただきながら、やって来ました船着き場。
ここです。21連泊した日本人宿 あじさい からバスに乗って終点であるSadarghat Roadで降りました。
今回私を徹底的に助けてくれたのが、彼。
例によって、名前は聞いてないけど、大学生とのこと。バス降りてからPierまで、いろいろと障害物競走でしたが、彼のおかげで何とか、Pierに無事到着。
でもって、彼が親切にも乗り場まで確認してくれて中に入ることができました。ほんとにありがとうね。最後の最後までBangladeshの方には親切にしてもらって、感謝の言葉しかありません。。
で、ここからが問題。乗り場の中に入るのに入場料として5 taka必要です。が、当時私が持っていたのは1003 taka。こんだけしかないって、入り口のおっちゃんに言ったら、じゃぁいいから中に入れって言ってくれた。おっちゃん、thanks。
が、さらなる問題は、乗り場はここじゃなかった。中にいた何人かのおっちゃんに切符見せて、これどこ?って聞いたら、最後のおっちゃんが、一回外出て向こうっていうのね。
へ?って思っていたら、彼が手伝ってやるって言って、若い子を指さすの。彼についていったん外に出て、どんどんついていく。で、結局外輪船の乗り場は、船着き場の一番左端でした。
ここでも、当然入場料として5 taka必要でしたが、例によって、1003 takaしかなかった。まごついていると、彼が私の5 takaを払ってくれたんですね。
お人好しで有名な日本人の意地があったので、いらないって言ってたけど、彼に無理やりありったけの小銭 3 takaを押し付けた。彼もまた、何も言わずに立ち去って行ったよ。名前も聞かなった彼、ほんとにありがとうね。
で、お目当ての船がこれ。Rocket Steamerですな。
なんと1935年生まれ。御年84歳。で、当然というべきか。かなりがたが来ています。
当初の予定は、Dhaka 18:30出帆、Hularhut 10:00着予定でしたが、実際に着いたのは、17 : 40 ですな。
初日 3月6日は順調でした。
左がエンジンで右が車軸っていうのかな。赤いベルトのところがグイングイン回ります。
でもって、左が休止中のパドルっていうのかな、で右が大車輪中のパドルさん。こいつで船がガンガン進みます。
ドアの隙間から順調なパドルをビデオで撮っていたら、ほら撮りなって言って、普通にパドルがもろ見えるドアを開けてくれたのが、彼。
ってこの人なんなんでしょうか?船関係の人なのかな?とりあえず、ごっつあんでした。記念にパシャリ。ついでに、反対側にいるギャラリーもパシャリ。
がですよ、なんせ齢84歳。定年とっくの昔に迎えてます。が、世のため人のためにかなり酷使されています。で、当然のことながら、無理が来ます。
どうもかなりの大修理のようです。ギャラリーも増えて修理の様子を見守ります。最終的には修理も無事に終わり、出発です。よかった、よかった。修理の方々お疲れさまでした。
が、当然予定は遅れに遅れます。まっ、私としては、急ぐ旅ではないので、むしろ、遅れてくれたほうが、船旅がゆっくりと楽しめてかえってラッキーでした。
この船は、1階が機関室と荷物置き場、2階が船室、3階が取ってつけたような小屋があって、そこが操舵室となっています。
無事に船が再出発してから、3階へと上がっていきました。
ここっす。ここで、舵切ってます。これ、船名ですかね~、なんか聞いていた船名と違うような気がするんですけど、まっいいっか。
その3階で出会ったのが、彼。おいらはcaptainさ、遅れてごめんよって言うから、人生にはいいこともあるし悪いこともある、おいらは船旅が楽しめてうれしよって言って、2shot. 何となく見苦しくてすみません。では、こちらで、汚れてしまった目を清めてくださいませ。
写真撮っていい?ってボディランゲージで聞いたら、ほらよって言って、ポーズをとってくれました。感謝!
この船に乗ってほへ~って思ったのがこれ。
はい、そうです、舵です。右へ左へと引っ張って舵を切ります。私的には、かなり面白かった。へ~そうなんだって感じ。
で、次にびっくりしたのが船室の変わりよう。って言っても何のことやら分からんでしょうね。以前言った通り、船室は2階にあります。船首に1st class、船尾に2nd class、その間に3rd classとなっています。
1st classの入り口にはおっちゃんが居座っています。また、食事を給仕する人たちも2人います。次の日、チップを要求してきます。2食分のお釣り200 takaをチップとして渡しました。大盤振る舞いだったな~とは思います。
1st classとはいえ一室は2人用ですが、今回この部屋には私一人でした。この点ではラッキーでした。
3rd class はいわゆる雑魚寝で、床の上にシートなどを敷いて寝ます。で、この3rd のど真ん中に売店があります。左の写真の左手に見ているのが売店です。
左の写真は売店の前の様子。右の写真は売店の後ろの様子。2枚とも出発した時の様子です。
で、23時ごろ最初の寄港地に入ります。簡易桟橋を作る前から乗客が入れるところからどんどん船に侵入してきます。
で、乗客全員が乗り込んでくると、結果こうなります。
足の踏み場もないとはこのこと。いわゆる、カオス状態。
通路にまで人が押し寄せます。座る場所があれば御の字って感じです。
風がもろ当たる船首のところにも居場所を見つけます。
かくして、いろいろな人の思いを乗せて船は進み、やがて私の目的地であり5番目の寄港地であるHular hutにこの外輪船が接岸します。
時刻は17 : 40分。予定の10 : 00を大幅に遅れて到着。さらば、Rocket Steamer。ありがとう、Rocket Steamer.
Hular hutは小さないわゆる漁村みたいなところなので。何にもありません。よってリキシャーに乗ってバスターミナルまで行き、そこでバスに乗り継いでまたリキシャーに乗って、やっとこさホテルに着きました。
この間、やはり現地の若い男性の方に助けていただき、リキシャー>バス>リキシャーとホテルに着く最後のリキシャーの値段交渉までしていただき、またまた感謝です。
Khulna での宿を予約していなかったので、他の男性乗客2人についていったのがこのホテル。1泊1000 taka。無理、ここに1泊して翌日khulaの別のhostelに移動しましたとさ。
他の男性2人は、翌日Indiaに向けて出発していきました。出発前私の部屋まで来て、別れの挨拶。Travel safe !
今日はここまで。