今日はきれいな朝日が撮れました。
長いこと生きてきて、小鳥のさえずりで目を覚ますなんて、はじめての経験です。今日は幸先がいいなんて、のんびり考えていました。でも人生なんてうまくいかないもの。後で、この旅最大の悪夢が起こります。
前回書いたように、今いるところは山の中。
今日の目的地は、近くにある(はず)のPam Bok Waterfallに行きま…し…た。
行きは約3時間ほどかけて、炎天下の中歩いていきました。皆やはりバイクを借りて地元探検をしてるみたいですね。道中行きかう人々はみなバイクに乗ってましたね。歩いてるのは私一人だけでした。
でもって、やっとこさPam Bok Waterfallの手前までたどり着きました。で、これから悲劇が私を襲います、てか、自分で災いを呼んだようなもの。
5~6メートルほどの橋を渡れば、そこは滝の入り口なのだけれど、この橋が泥だらけ。みんなはバイクなので問題なし。でも私はビーサンなので、ちとむりかなと思って、橋を避けて川を渡ろうと思って川の中に入ったのが最大の間違い。 岩の上で足を滑らせて川の中に落ち込み、さらに右足の人差し指をがっつり切りましたね。血が吹き出ました。
さて、どうするかなって考えて、そのまま、また歩いてきた道を戻りました。途中で地元の人が運転するトラックが来れば、ヒッチハイクでもするつもりでしたが、全然トラックなんて来ない。あきらめて、痛い足を引きずりながら歩いてると、バイクに乗った地元の方が「どうしたの?」って顔して止まってくれました。
血の出ている足を見せたら、乗りなっていってくれて、しかも親切なことに私の泊まっているhostelまで乗っけていってくれました。お礼に100バーツ紙幣を渡そうとしましたが、受け取ってもらえませんでした。ほんとにありがとうございました。
その後、hostelの方にバイクで薬を買ってきてもらって応急処置をしました。今は指がガンガン痛いです。このままうまいこと治ってくれればいいのですが。自分の愚かさと人の親切が身に染みた1日でした。
今日はここまで。