インド鉄道あるあるで2時間半の遅れで私が乗る電車がホームに無事到着。
脱線事故も起こさず無事に到着してくれてありがとうというべきか。
今回は、入り口で大戦争は起きずモタモタしている隙に多少抜かされるという小競り合いで済んだ。
なんせ前回これでしたもん。指定席のはずなのになぜそんなに急ぐ。
整列乗車知らないの?って聞いたら、それ美味しいの?って返されそうな状態でしたからね。
今回は、’ここはインド多少はガマン状態’で乗り込む。
で、しょっぱなからボケかましていたのは私でした。
25番の席探してきたねーなーと思いつつ落ち着く。
今回はlower席だったので、middle席のやつが来なくてラッキーと思いつつ眠りにつく。
が、早朝4時半、車掌さんに叩き起こされる。切符の確認だと思って切符を出す。
で、車掌さん曰く、おまえは隣の列車に移らなけばいけない。
寝ぼけた頭でうんって言って目を閉じる。
行くぞ、ここはS5でおまえはS4!
ここでおもいっきり目が覚めた。慌てて荷物かき集めて車掌さんに” 正しい ” 席に連行されて行く。
当然席は占領されていたけれど、車掌さんがどかしてくれて、とりあえず” 正しい” 席に落ち着く。
それからまた爆睡して11時くらに目が覚めた。
ブランチに昨日買っておいたomletを食べる。
で、順調(?)だったのはここまで。
インド鉄道での長時間の旅。ドラマがないわけがない。
ナゾの一時停止。乗客も線路の上で一休み。
その後も何回かナゾの一時停止を繰り返す。乗客は誰一人として騒ぐ者なし。
皆さん静かです。
まっ、当然順調に進むことが多いわけで、こんなことができるのはやはりインド鉄道のいいところ。進めや進め。
ところで、私が常に利用するSleeper Classは基本 ‘指定席’ のはずですが、普通に席の隙間に座ってくる輩がいます。
やはりlower席は皆んなの餌食になりやすいので自衛のため気が抜けません。
例えば
席を外して戻ってきたら、見知らぬ男女が私の席にちゃっかり座ってました。
私の席だと言うと、本当か?と聞き返してきた。厚かましい上に厚かましい。
しかも、私が席に座っても退こうとしません。
私のこ汚い私の足を真ん中にして右の赤シャツオッさんと左の黒服お姉さん。
ちなみに2人は赤の他人です。
油断も隙もない。
が、こんなのは可愛いうちで、こいつ何って奴が登場。
ここは俺の席だからどけと宣う。
自分の切符を見せると、相手も見せてきたが、これが何と紙っきれに何を走り書きしたやつ。
This is my seat !って怒鳴ったら周りのお兄ちゃんがなんか言ったみたいで、この嘘つき野郎はどっかに行きました。
また、ゴソゴソ何かを履いているオッチャンがいたので、ひょいと覗いて見ると、私のビーサンを履こうとしている。
オッさんの足をバシッて叩いたら、もそもそ脱いで自分のを探している。
探し出したのを見たら、革靴じゃん。何このオッサン。
で、そうこうしてるうちに、夜となり就寝タイム。
おばさんが足元にやって来て座り込む。
向かいのおばさんが、ここで寝たら邪魔になるみたいなこと言ってたけれど、完全無視してゴロンと横になる。
分かりにくいけど、この紫の物体がゴロンおばさん。
通路の反対側。一つの席に4人って何?しかもとっくに寝る時間。ずっと起きてるんでしょうかね。
この写真からも分かるように、通路にも人います。
夜中12時半頃トイレに行こうとしたら、通路は寝ている人座っている人で埋まってました。
仕方ないので、肘掛け等を伝って空中を進みます。
で、出入り口付近まで来ると人々が立っている!
おっちゃん・おばちゃん達の一団が座る隙間もないほどギッシリと立っている。
この時間に立ちっぱなしはきついなぁ〜と思いながらかつての美男美女をかき分けてやっとの思いでトイレのドアを開けたら. . .
ここでは、書かないことにしますし、書けないし、書きたくない。異世界の扉を開けてしまった。今もトラウマ状態。
距離が長くなればなるほど、お金をケチればケチるほど( 特にnegative)思い出が増えることを実感。
快適はお金で買うんですよっていう名言が身にしみる。
てもね、今まで嫌なことことばかり書いてきたが、楽しいこともあった。
それは車内販売。
何やら手間暇かけてゴリゴリ混ぜていましたな。何の食べ物だろ。
多分お菓子だと思われます。
歩く駄菓子屋さん。
軽いと言えどもやはり移動は大変そうなお菓子売り。
もちろんチャイは必須。
何か分からん。
これまた何か分からん。
次に、その他編。
これTシャツなんですね。
これ、実は床に敷くいわゆるビニールシートなんですね。広げて実物見せてました。
車内販売で楽しかったのがこれ。かなり難しい物売ってました。
雑貨と言うべきか。ここで懐中電灯かぁ〜。
雑貨屋さんその2。
雑貨屋さんその3。
これ何だろう?何となくお菓子っぽいような気もするが。
その他にもいろんな車内販売のオッチャン達が2〜3分おきにやって来るので、見ていて飽きなかった。
これは’さすがインド!’って思いましたね。
かくして、喜怒哀楽の思い出を作りまくっているうちに、列車は5時間半遅れで無事New Jalpaiguri駅に到着と相成りました。
やれやれ、お疲れさん。
今日はここまで。